今回、タイトルを「アマテンの闇に触れてみた」とか言っては見たものの
「これグレーだなぁ」
「むしろ犯罪なのか?」
という後ろめたさMAXで「2か月ぐらい使い倒して無事にアマゾンバレして死んだ」という話です。
いえ、都市伝説です。このお話はフィクションです。
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コンテンツ
アマテンって何?
amatenとは、Amazonギフト券、 iTunes カードなど電子系のコードを売り買いする仲介サイトになります。
最近の割引率がやばくて、最低金額になると70%での取引ができる。
であり、出品者が多いと出品者同士で値引き合戦して70%まで落ちる。
需要と供給が全てで、買う人が多ければ値段は上がるし、売る人が多ければ値段は下がる。
プラムデー前とかはめっちゃ値上がったけど、プライムデーが終わったら値下がるみたいな。
最近だと80%前後で取引されていることが多い。
ヤバいサイトなの?
アマゾンギフト券が2割引、3割引で買えるなら使わない手はない。
なんならいつでもプライムデー状態。
でも、このサイトを使っている人、知って いる人が多いか?
いや、そんなことはない。
調べれば調べるほど「違法」「凍結」「エラー」など危険なワードがお尻についてまわる。
誰が売っているの?
アマゾンギフト券を1万円で買って、8000円で売り飛ばす人がいるだろうか?
と、冷静に考えてみれば「そんなアホなことする奴おらんやろ?」という結論になる気がするが、実際には70%に値引きしてまで売り飛ばしている奴がいる。
個人的にパッと思いつく理由は二つ。
- クレジットカードの現金化
- マネーロンダリング
1のクレカの現金化について。
実は、値引き率が70%まで引き下げられたのは最近のことで、その前までは80%が最安値取引だったらしい。
つまり、最近利用者が増えたことを意味して要るのではないか、という話。
背景にあるのはおそらくコロナ禍による現金厚めなのだと思う。
実際に、というか体感レベルでは「クレジットカードの引き落とし」が近くなると割引率が良くなる印象がある。
クレカを払うためにクレカを現金化するという闇。
※ただの邪推かもしれませんが
2のマネロンについて
これが諸々の元凶だと思うのだけど、クレジットカード番号の不正取得や、LINEとかで行われている「iTuneカード買って」的な詐欺など、いわゆる不正取得で得たコードの現金化。
手っ取り早く現金化するために多少値引率を高くしてもとっとと売り飛ばす勢。
ここで先程の「やばい感じ」が現実味を帯びてくる。
不正に取得されたコードをあなたが使ったらアマゾンはどう思うだろうか?
リスクと隣り合わせ
Amazon側は規約として、こんなことを記載している。
Amazonギフト券細則
本細則に違反するギフト券の利用 お客様は、本細則を順守し、誤解を招く方法、詐欺的な方法、不公正な方法、その他アマゾン、アマゾンジャパン合同会社、関連会社またはお客様に有害な方法でギフト券を使用しません。アマゾンは、お客様への通知なく、(i)返金を伴うことなくギフト券(ギフト券の残高を含みます)を無効とし、(ii)アカウントを終了もしくは停止し、(iii)アマゾンサイト上のサービスの利用を終了もしくは停止し、(iv)注文をキャンセルもしくは制限し、または(v)詐欺、不正行為もしくは未承認の販売業者からのギフト券の購入を含むその他の本細則違反により、ギフト券が取得、使用もしくはアカウントに適用されたとアマゾンが疑う場合に、他の支払い方法を要求する権利を留保します。
Amazonギフト券を転売サイトから購入しないでください
下記をはじめとする、Amazon.co.jp が承認していない購入サイトにおいて、詐欺など不正取得の可能性のあるAmazonギフト券が販売されている事例が多数報告されています。
・amaten https://amaten.com/
・アマオク! https://amaoku.jp/
・giftissue http://giftissue.com/
つまり
- amatenは未承認サイトでそもそも利用規約で使っちゃダメ。
- 理由は詐欺など不正取得のあるギフト券が散見するから。
- 見つけたら没収、アカウント凍結をするぞ。
違法だ云々いう前に、amatenはAmazonの利用規約に反している。
バレたら即死のリスクがある。
そして、「実際にギフト券を没収された」「アカウント凍結された」という人が喚いているのが「amaten詐欺」の実態なのでは?と思っている。
つまり、詐欺でもなんでもなくて、自分が利用規約違反したサイトを利用して、不正取得したコードを掴まされただけ。
実際に使ってみたという(フィクションです)
は?
ここまで聞いて、いや使っちゃダメでしょwと思った方。
色々考えた結果、私のリスクはアマゾンギフト券のボッシュートだけであるという結論になりました。
俺は人柱だぜwなんて言うつもりは毛頭なくて、「アマゾンで安くかえる」という下心だけで使ってみた。
amatenでアマゾンギフト券を購入する際には以下の手順を踏む。
- amatenに現金をチャージする
- チャージした現金でリストから購入するアマゾンギフト券を購入する
- コードが提示されるので、30分以内にAmazonのサイトにてギフト券を適用する
- amatenにて取引確定を連絡する
僕は、リスクを最小化するために
- Amazonにて購入するものをカートに入れる
- カートの金額に応じたギフト券をamatenで探す
- amatenで提示されている金額をチャージする
- ギフト券を購入して、カート画面で適用して決済する
- 確定ボタンは押さずに、30分経過させる(自動確定する)
万が一、NGが出た場合には確定前にエラー報告をすることで取引完了を阻止することができる。
この方法で21回アマギフを購入し続けた。
ボッシュート
結果、中古のデロンギを購入しようとしたタイミングでアマゾンから取引キャンセルの通知、アマギフボッシュートのお知らせが届いた。
もちろん、キャンセルされたので確定ボタンは押さずにエラー報告をすることにした。
ちなみにこれは悪あがきであることを承知の上での、ただの駄々っ子である。
販売元とのやり取り、アマゾンとのやり取り
まず初めに、「ギフト券がキャンセルされたので返金してほしい」としれっと販売元に問い合わせをした。
事情を伝えると、調査に応じてくれたのだが、結果としては
「登録まではできたのだから正規のコードで間違いない。現在アマゾンはギフト券の無効化を頻繁に行っているので、一度に複数のギフト券を登録する等の行為は、無効化のリスクを高める。」
という内容が返ってきた。そうでしょうね。
そこで今度はAmazon側に問い合わせをした。
最初は「規約違反だからキャンセルした」と話していたものの、どこの規約かウザく質問し続けていたら「ギフト券発行された方がキャンセルした」という回答をもらった。
してやったり、言質はとった。
「ギフト券発行側がキャンセルしたからダメになった」という旨を販売元に伝えると、販売元も再調査。
結果、Amazon側に再度問い合わせを行ったが、販売元への回答は「使用者が規約違反をした」となっていた。
販売元からの回答をもって、再度Amazonへ問い合わせ。
もはや私が悪いのは知っていて茶化している最悪な人である。
結論としては、「お前が規約違反をした」と決定打を打たれて終了。
今回の販売元ではなく、少し前に使用したギフト券がNGだった模様でした。
結果
アマゾンギフト券を総額385,521円購入したタイミングでアマゾン様から目をつけられて残高を回収されたわけだが、被害額としては極軽微な7500円の損失となった。
控えめに見て、平均80%以下では買えていたので、38万円の実費=50万円相当のAmazonギフト券となり、購入は既に完了。つまり10万円以上は得をしている。
今回、回収されたタイミングが1万円の入金のタイミングであったので「10万円以上は得をしている」(キリッ)と余裕を物故居ているワケだが、例えばiPadを買うために10万円入金なんてしていたら目も当てられない。
もしかしたらAmazon様の慈悲を受けたのかもしれない(気のせい)
まとめ
これで、「Amazonギフト券の闇に突っ込んでみた☆」という都市伝説の話は終了です。
皆様にはくれぐれもアカBANなどされないよう、慎重に慎重を重ねて、グレーゾーンに足を踏み入れるかどうか検討してもらいたい。
信じるか信じないか、あなた次第です。
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