さて、本日はAirPods 3のお話です。
先日行われた、Appleイベントにて発表があったのは
- M1 ProチップのMacBook Pro
- M1 MAXチップのMacBook Pro
- HomePod miniの新色
- そして、AirPods第三世代
MacBook ProについてはYouTuberの方々がM1だ!Proだ!MAXだと騒いでいますが、一般人的な私には高嶺の花というか、オーバースペックというか、M1 MacBook Airぐらいで丁度いいかなぁーという感じです。
HomePod miniも新色だけで、というか、Google Assistant、ALEXAと比べるとSiriさんちょっと見劣りするしで、ちょっと手が出ない。
ところが、AirPods 3はどうでしょうか。
結論から言うと、今から購入するならめちゃくちゃ良い選択肢のひとつです。
コンテンツ
AirPods 3世代とAirPods Proの違いについて
私はAirPods Proを約1年間使っています。
今回、発表になったAirPods 3とAirPods Proの違いがこちらです。
AirPods(第3世代) | AirPods Pro | |
---|---|---|
価格 | 23,800円 | 30,580円 |
アクティブノイズキャンセリング | 非対応 | 対応 |
外部音取り込みモード | 非対応 | 対応 |
空間オーディオ/ヘッドトラッキング | 対応 | 対応 |
耐水性能 | あり | あり |
チップセット | H1チップ | H1チップ |
HeySiri | 対応 | 対応 |
再生時間 | 最大6時間 | 最大4.5時間 |
ケース込み:最大30時間 | ケース込み:24時間以上 | |
その他もろもろの機能 | だいたい一緒 | |
違うところ |
|
ご覧ください。機能はほぼ同じです。
違いは外部音取り込みモード/アクティブノイズキャンセリングモードの有無と、それに付随するアクセシビリティ機能の「会話を強調の有無」。
そして従来のEarPodsから変わらないインナーイヤー型か、Pro専売のカナル型か。また、カナル型に付属するシリコーン製イヤーチップの有無になります。
ということで、決定的な違いを理解したうえで、AirPodsProを約1年間使った私の感想を聞くことによって、AirPods第3世代がなかなかに素晴らしいデバイスだということを認識することができるでしょう。
インナーイヤー型とカナル型
まずは物理的に違う、デザイン面ですが、AirPods 3のインナーイヤー型は、耳に引っ掛けて使う形のイヤホンになります。
個人的な感想で言えば、音はフラットで悪くないが音漏れがしやすいという印象です。
一方、AirPods Proのカナル型はイヤーチップで耳の穴に入れて装着します。
耳穴をがっぽりキープするので外れにくいと言われています。
少し前、東京オリンピックの際にスケートボードの人たちが標準装備のようにAirPods Proを付けていたのが印象的で、激しい転倒時にも外れることなく、結果、ものすごい宣伝になっていました。
耳穴に密着するので低音とかが効きやすく、音質も高いように感じますが、この耳穴に密着するのが苦手とか、耳が痛くなるとか、かゆくなるとか弊害が出る人もいます。
なので、カナル型に抵抗のない人はカナル型の方がオススメで、カナル型が合わない人はインナーイヤー型にするべきでしょう。
外部音取り込みモードとアクティブノイズキャンセリングモードについて
AirPods Proが話題になっていた時、「ノイキャンすごい」という情報がものすごい出まわりました。
実際に初めてノイキャンを使ってみたときの感動は「すごい」の一言でした。語彙力が死にます。
ノイズキャンセリング機能は周囲の雑音をAirPodsProのマイクで拾い、雑音と逆の音をぶつけることで雑音をかき消します。
物理の世界の話です。エアポすごい。
ただしこのノイキャン機能、私の耳に合わなかったのか、はたまた全員が同じ感覚なのかはわかりませんが結構耳にキます。
ノイキャンをオンにすると雑音と逆位相の音が出るわけで、これが結構耳に「無音の圧」みたいなものが来ます。これが結構気持ち悪い。
音はしないんだけど、確実に頭の中にパワーを感じるんです。
その結果、個人的にはノイキャン機能をほとんど使わなくなりました。
また、外部音取り込みモードについては音楽、音声を小さめで流している状態であれば結構有効かな、と思います。
私は大きめの音で聞くのが好きなんですが、そもそも流している音が大きいと外部音をとりこんだところで聞こえずらいです。
音量を小さめで聞いていると、外部音はよく聞こえるのですが大通りなど、トラックなどが行き来するところでは逆に聞こえすぎて今度は音楽が聞こえず楽なります。
結局、「私の場合」という話にはなってしまいますが、いい感じに聞こうと思うと外部音取り込みも、ノイキャンもなしの「なにもしない」状態で聞いていることがとても多いのが現状です。
おそらく、アクティブノイズキャンセリングによる機能だと思われる「会話を強調」はよくわからないので割愛します。
空間オーディオ
AirPods 3ではAirPods Proの専売だった空間オーディオに対応した。
まだまだ対応しているコンテンツが少ないんだけど、なんと最近Netflixに対応した。
初めてNetflixで再生されたときは、間違えてスピーカーから鳴らしているのかと勘違いするほど「iPhoneからなっているように」3次元的に聞こえるので非常にびっくりします。
すべてのコンテンツが空間オーディオ用に作られているわけではなく、疑似的なものも含まれますが個人的には非常に気に入っています。
というわけで、空間オーディオ対応は非常にナイスです。
再生時間は気にならない
完全ワイヤレスイヤホンを使っている人は、気にするであろう音楽の再生時間。
電池が切れると何も聞こえなくなってしまう。
が、ケースでありタンクでもある充電ケースに5分入れるだけで1時間程度の再生が可能。
ケースの充電を怠るとさすがに聞けなくなってしまうが、毎日進時間使っている私でも週に2、3回充電すれば問題なく使えているので再生時間やバッテリーはあまり気にならない。
AirPods 第2世代よりカッコイイ
デザインは好みによりますが、私はAirPods第2世代の「耳からうどん」より、AirPods Proのしゅっと短くなったうどんの方が好みです。
また、これは自己顕示欲的なアレかもしれませんが、道行く人がAirPodsをつけていた時に「あ、あなたは耳からうどんなんですね。私はProなんです。かっこいいでしょ」というかすかな優越感を感じることがあるとかないとか。
第3世代 AirPodsはほぼProと同型ということもあり、耳うどん感も感じず、優越感を得ること待ったなしです。
AirPods 第3世代ええやん
[youtube id=Q_3J_aJXec4]
ということで、ここまででわかる通り、
- AirPods 第3世代はほぼAirPodsProである
- カナル型・インナーイヤー型の違いは好み、身体的相性がわかれる。
- AirPods Proの利点であるアクティブノイズキャンセリング/外部音取り込みに癖があり、個人的にはあまり使っていない
- AirPods 第2世代よりかっこよく、耳うどん感なし
- お値段がAirPods Proよりお安い
あら、なかなか良いデバイスじゃないですか?
Proと比べるとカナル型の方が音は良さげです。
お値段は約7000違います。
AirPods2と比べると全体的に良い点しかありません。
今から買うならかなり良い選択ではないでしょうか?
私はAirPods Proがあるので買いません。
コメント