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【Intehill U13NA】モバイルモニターで4Kって必要か?→めちゃクソきれいだった

皆さんはモバイルモニターに何を求めるだろうか。

モバイルモニターなんだから、持ち運びのしやすさだったり、バッテリー内蔵だったり、スピーカーの有無だったり、求めるところは人それぞれだとは思うのだけど、モバイルモニターに高画質を求めるのは正解なんだろうか。

少なくとも、私はモバイルモニター、ひいてはインチ数の小さいモニターに4Kなんていう高画質は求めたことがありませんでした。

今回、Intehillさんからご提供いただいたモバイルモニターを使うまでは。

 

というわけで、今回はIntehillさんからご提供いただいた「U13NA」というモバイルモニターのご紹介です。

白状しますが、ご提供いただいたのは2023年の秋ごろです。

そこから一切の情報発信活動を休止せねばならないやんごとなき事情(やる気)が発生して、今準備しているのは2024年1月になります。

大変お待たせして申し訳ございませんでした、とこの場を借りて勝手に謝ってみますが、たぶん許してはくれないでしょう。繰り返しますが、申し訳ございませんでした。

目次

スペック

パネルの種類 IGZO グレア(光沢)
解像度 3840×2400
アスペクト比</tdth

16:10

色域 sRGB 100%
色深度 16.7M 8bit
輝度 500 cd/m²
コントラスト 1500:1
リフレッシュ・レート 60 HZ
モニターサイズ 297mm*198mm*9mm

良い点

解像度は正義

『過ぎてしまったことは、くよくよ後悔しても何にもならない、振り返り、反省し、次に活かしていきましょう。』と、2024の初詣でお坊さんに言われたのでいい言葉だなと思いご紹介しておきます。

というわけで、しっかりレビューはしていきます。

すでに手元に数か月間あるということで、使用機会が多数ございました。

使用感としては、想像以上に良い。

私が普段使っているノートPCは15.4インチフルHD。U13NAは、13.4インチで4K。

Dots per inch(1インチ当たりのドット数)(dpi)の数値の比較で、私のノートPCが143dpi。

一方、U13NAは338dpiになり、倍以上の画素数で表現される世界は直観的にキレイと思える違いがあります。

これは画面がきれいと言われるiPhoneとも引けを取らず、最新のiPhone14や、iPhone15系には劣るものの、iPhoneSE、iPhone 11クラスのディスプレイと同等のきれいさと言えます。

ディスプレイはIGZO Screenを採用しており、発色も500Nitsと明るく、直接見てもらえば「良い画面」ということはわかってもらえると思います。

高級感のあるボディ

筐体は見た目からも伝わる高級感。

さながらmacbook、iPadのような色、質感で並べてみても遜色なしの高品質が伝われば幸い。

カラー名称もスペースグレーとなっており、どこかで聞いたことがあるネーミング。

左側にはMini-HDMIポートと、Type-C端子が2つ。

右側には電源ボタン、メニューボタン、USB OTG(USB On-The-Go)ポート、3.5mmイヤホンジャック。

左右上部にスピーカー(1W)穴が開いています。

ケースカバー兼スタンドはマグネットで取り付けできていて、こちらの質感もなかなか良いです。

ケーブル配線の配慮

付属品にType-Cケーブル、HDMIのオスメスのコの字プラグが同梱されています。

この配慮は素晴らしいと感じました。

通常のモニターであれば、ケーブル接続端子がモニター裏にあり、配線を隠す、整線することが可能ですがモバイルモニターの場合、ケーブル接続端子は側面にあることが多い。

U13NAにおいても、ケーブル接続端子、その他ボタン類はすべて側面についているのだけど、コの字のプラグを使うことでケーブルを画面裏に回すことができる。

また、PCの外部モニターとして使いたい場合、PCの右に置くか、左に置くか、PCからのケーブルはどこから出るかはユーザー毎に異なる。

例えば、私の場合、外部モニターを左に置きたいが、ノートPCの接続端子も左に置きたい場合ケーブル配線を無駄に多く回すことになる。

図で伝われ。

コの字プラグを使うとこうなる。

以上、素晴らしい配慮だと思った点。

微妙だった点

スピーカー音小さい

スペックで紹介した通り、U13NAにはスピーカーが2つ搭載はされているんですが、音が非常に小さい。

私が試した限りだと、USB-Type C1本のみで接続したときは、相性なのか、電圧が少ないのかは不明ですが、耳をスピーカーの横にくっつけて、ようやく囁いているレベルで聞こえました。

HDMI接続+外部アダプターによる電源確保時では、一応音は聞こえるものの、それでも最大値は低く、静かな部屋ならゲーム出来なくはないかなぁというレベル。

例えば、みんなで集まって任天堂スイッチを大画面でやろうとしたときのガヤ感であれば、ほぼ聞こえないといってよいでしょう。

また、イヤホンジャックがあるので外部スピーカーも接続してみたものの、外部スピーカーでさえ、最大値はノートPCに比べると低く、音の面ではやや不安が残るところとなりました。

まとめ

不満点は、今あげた通り、音の面が若干不安なところ。

正直、それ以外は特段ありませんでした。

それ以上に、高級感となんといっても画質の良さが満足いく製品だと思いました。

お値段は通常のHDモバイルモニターに比べると高いですが、それでも高すぎるっていうほどではないと感じているので、モバイルモニターを検討中の方は検討されてみてもよいのではないでしょうか。

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