TP-Link様からまたまたまたまたゴッツイルーターをご提供頂けたのでレビューする。
概要を見てみると、うおおお、なんかすげぇぇ!とは思うものの、あれちょっと待てよと。
以前レビューさせてもらったAX20と比較しながら見ていきたい。
コンテンツ
Archer AX90を開封
とはいえ、まずは主役に登場してもらおうじゃないですか。
開封前の時点で通常とは異なるオーラを放つ箱のサイズにビビる。
普通のルーターの箱の4倍ぐらいはありそう。伝われサイズ感。
箱を開封すると、まるで最新のゲーム機が格納されているかのような梱包。
出撃(シャキーン)
着地。
印象としては、カニ…
じゃなくて、箱の印象とは違い、思ったよりすっきりとした本体が登場した。
とはいえ、やはり8本アンテナの存在感はすごい。
インタフェースは、USB、WAN/LANポート×2、LANポートx3
WANポートは2.5Gbpsに対応しているので、そこらへんのインターネット契約ならぶっちぎれそう。
AX90の性能
- Wi-FI規格:Wi-Fi6対応 【IEEE 802.11ax/ac/n/a 5 GHz/IEEE 802.11ax/n/b/g 2.4 GHz】
- Wi-Fi速度 :【5GHz -2 :4804Mbps/5 GHz -1: 1201 Mbps /2.4 GHz: 574 Mbps】
- 動作モード:ルーターモード/ブリッジモード
- OneMesh:対応
ただし、私が契約している楽天ひかりで利用できるIPv6(DS-Lite)には対応していないので、そちらを利用したい場合はA10 Proか、Archer AX70をオススメしたい。
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Archer AX90とAX20の違い
製品の比較情報は公式サイトで確認できるので、詳細はそちらを見てみて欲しい。
個人的な主観ですごーく端的に言えば
- 電波が強いのでカバーエリアが広い
- ストリーム数が多いので同時接続数が多い
という2点が大きな違いだと思う。
両者ともWi-Fi6には対応しているし、OneMeshというTP-Linkの対応している製品間で構築できるMeshWi-Fiにも対応している。
通信の効率化っぽい技術にも似たような説明が並ぶ。
AX20の箱の記載を見ると推奨利用環境としては
- 戸建てなら3階建て
- マンションなら4LDK
- 接続数は36台
一方のAX90では
- 戸建てなら3階
- マンションなら5LDK
- 接続数は100台
つまり、一般のご家庭であればAX20、めちゃくちゃ広い【逸般の誤家庭】であればAX90を使うと良いのではないでしょうか。(いや、4KDLでも十分広いんだけども…)
AX90を倉庫で実測
というわけで、AX90を実測していくワケだが、あいにくのところ我が家は一般のご家庭である。
現在は楽天ひかりを使っていて、IPv6に対応したA10 Proを使っているわけだけど、今回のAX90のお試しには(広さ的な意味で)荷が重い。
今回は、私の勤める会社にこのAX90を持ち込んでお試してみようと思う。
くそ広い倉庫での実測
一般のご家庭よりは広い倉庫で実測。
2Fの事務所内にもともと置いてあるルーターとAX90を並べて比較してみた。
電波強度はあまり変わらず
電波強度はこんな感じ。
RSSIの値が低いほど電波が強いらしい。
ルーターの隣で測ると-21dBmぐらいだったが、もともとのルーター、AX90ともに -63 dBmでした。
AX90のほうが圧倒的に良い(お値段的にも)ルーターなので、もっと強度が強いのかなぁという期待はしたのだけど、残念ながら(?)同じぐらいの強度を行ったり来たりしていた。
通信速度は上がった
一方で、通信速度には差がついた。
AX90での測定と
元もとのAX20での測定
何度か試してみたが、やはりAX90のほうが早かった。
電波強度は変わらずとも通信速度は速かった。うむ、優秀優秀。
まとめ
かなり広い空間(とはいえ、遮蔽物はあまりないのだけど)でも速度低下があまり起こらない感じで利用することができた。
広い家や、接続台数が多く必要な場合はオススメ出来るルーターだと思う。
1点、気になるところがあるとすれば、なぜIPOE(IPv6)に対応しないのか!という点。
IPv6でWi-Fi6でつよつよのルーター…
あっ…
Wi-Fi 6×IPv6 IPoEルーターが1万3,600円で登場!
こんなのも出るようです。
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